2013年頃から注目され始めたコンテンツSEOですが、今や多くの企業がコンテンツSEOを導入しているのではないでしょうか。

その中で、コンテンツSEOを実施したことにより、広告予算全体のCPA削減やリード(見込み客)獲得を効率的に行えている会社もあれば、アクセスが伸びないなど、コンテンツSEOの効果を感じられていない企業もいると思います。

私は、年間50以上のコンテンツSEOに関するご相談を頂きますが、その中でコンテンツSEOが失敗してしまうケースとして多いのが、「文字数の決まったコンテンツSEO」を実施されている場合です。

今回は、【「1記事●●文字×記事数=●●円」のコンテンツSEOを行わない方がいい理由】を説明していきます。

1記事の文字数が決まったコンテンツSEOがダメな理由

コンテンツSEOの運用は、手間がかかるモノです。

  • キーワード調査
  • 競合分析
  • レギュレーション作成
  • 記事企画
  • ライティング
  • 検品(コピペチェック)
  • 効果測定

上記のフローに加え、ペルソナ設計やカスタマージャーニーマップの作成を行う場合もあります。

このような手間と時間がかかるコンテンツSEOをノウハウのある外注に依頼する企業も多いと思います。しかし、多くのコンテンツSEO会社が、「1記事●●文字×記事数=●●円」といったパッケージ型の契約になっていると思います。

仮に上位サイトの平均文字数が3,000文字だとします。そこに1,000文字のコンテンツを用意したとしても上位表示される可能性は低いでしょう。

勿論、コンテンツSEOにおいて“文字数”が全てではありませんが、「文字数=情報量」です。検索エンジンは、そのキーワードで検索するユーザーの知りたいことや悩みを解決するためには、3,000文字程度の情報量が必要であると考えていることに繋がります。

仮に上位サイト平均が3,000文字の中、1記事が1,500文字と決まった契約の場合、情報量のミスマッチが起きてしまいます。情報量がミスマッチしているということは、ユーザーが求める情報量ではないので、検索エンジンに評価されにくいと考えられます。

このようなことから、文字数の決まったコンテンツSEOを実施することは、無駄なコンテンツを生成することに繋がってしまうため、辞めた方がいいと言えます。

業者目線で見る文字数の決まったコンテンツSEOのホントのところ

コンテンツSEOを実施する側(お客様)の目線で考えた場合、文字数の決まったコンテンツSEOには、1つもメリットがありません。

業者目線からすれば、文字数が不規則になることは、ライティングの手間がかかりますし、事前のキーワードや競合分析などの手間がかかります。提供する側としては、文字数が決まっていた方が、運用が楽なのです。

文字数が決まっていても成果が出る場合も勿論あります。しかし、コンテンツSEOを導入する企業が増加する中、ユーザーが求める情報量と内容を配信していかなければ、埋もれるコンテンツを生成することに繋がってしまいます。

ただ、文字量を稼ぐだけのコンテンツではダメ!

「上位サイトの平均文字数が3,000文字だから、4,000文字のコンテンツを用意すれば、上位表示できるでしょ」という考え方では、検索エンジンに評価はされません。

検索エンジン(Google)の理念は、「ユーザーに有益なコンテンツを届ける」ことです。いくら文字量が多くても中身のないコンテンツは評価されません。

検索ユーザーが、「対象のキーワードをどのような意図で検索をするのか」、「どのような情報を求めているのか」を考え、コンテンツを作ることが重要になります。

また、上位表示やアクセスを獲得することができたとしても読まれないと意味がありませんし、その後の行動に繋がらなければ意味がありません。

あくまでコンテンツSEOは、集客するための1つの手法でしかありません。ユーザー(読み手)のことを考え、その後に顧客へと繋がるライティングやサイトの導線設計を行わなければ、読まれて終わりのコンテンツになってしまうことでしょう。

そのためには、キーワード分析や競合分析を徹底して行い、コンテンツSEOの戦略設計を行なった上で、ユーザーインサイトを考え、意味のあるコンテンツライティングやサイトの導線設計を行う必要があります。

コンテンツSEOは、手間がかかる施策ではなく、手間をかけるべき施策です。単なる記事提供を受けるのではなく、パートナーとして運用できる会社を選ぶべきなのです。

まとめ

コンテンツSEOは、成功すればインターネット上の資産として集客をし続けることが可能です。コンテンツSEOがうまくいったことにより、広告費用を削減することもできれば、アウトバンドの営業スタイルをインバウンドの効率的な営業スタイルに変えることもできます。

文字数の決まった記事を受け取るだけのコンテンツSEOでは、コンテンツSEOの効果を最大限に獲得することは難しいでしょう。

分析から戦略設計、コンテンツも柔軟に対応してくれる業者を選ぶようにしましょう。

SEO対策のアカウントセールスとして、約500社のSEO対策・コンテンツSEOに携わる。新規事業立ち上げ、SEO事業責任者を経験後、株式会社トライハッチを創業。代表取締役社長として現任。