動画制作におけるデザインの重要性〜色彩編〜

動画制作におけるデザインの重要性〜ビジュアル編〜」でも紹介させて頂きましたが、Web制作や動画制作におけるデザインは、ユーザーの印象を変える非常に重要な要素です。

前回は、デザインビジュアルに関して紹介しましたが、今回はデザインの色彩に関して紹介していきます。

なぜ、色彩が重要なのか?

一説によると、84,7%もの人が商品購入やサービス購入に色が影響すると答えているデータがあり、色がCVR(コンバージョン率)に影響を与えることが分かります。

Webデザインの失敗例として多いのが、制作者が好きな色を使ってしまうことです。今のWebデザインは、クリエイティブ部分もSEOでもユーザーファーストが掲げられています。

ユーザーにストレスを与えないユーザビリティ(利便性)とユーザーの行動を喚起できる色を選択することが重要になります。

それぞれの色はどのような心理効果をユーザーに与えるのか?

ここからは、それぞれの色がユーザーにどのような心理効果を与えるのかを紹介していきます。

※画像参考:http://blog.btrax.com/jp/2013/09/05/color/

髪の色や肌の色、服の色が違うだけで、同じ人でも違った印象を受けますね。Web制作・動画制作においてもクリエイティブの色によってユーザーが受ける印象は変わってきます。

ユーザーに与えたい印象やとってもらいたい行動に合わせて、クリエイティブの色を選択するといいでしょう。

配色も大切

ユーザーに与える印象やとってもらいたい行動を喚起する色を意識しすぎると、配色が不自然になってしまいます。

Adobeのカラーパレット作成ツールなどを利用すれば、適切な配色を知ることができます。色のセンスもWeb制作や動画制作では非常に重要です。参考にしてみてください。

まとめ

Web制作や動画制作を行う際は、それぞれの色がどのような効果があるのかを理解し、ユーザーにどういう印象を持ってもらいたいのか?どのような行動をとってもらいたいのか?を考え、色彩を選択するようにしましょう。

ユーザーファーストの色使いができるようにしましょう。

某IT企業に勤める一介のマーケッター。デジタル領域のマーケティングを中心に15年で300社以上のデジタルマーケティング支援に従事。2児の父。趣味はサウナとギター。