動画広告をFacebookで行うと費用対効果が高い?その理由と活用方法について

いざ、動画広告を行うと決めても「どのチャネルで行うのがいいのか?」、「どんな動画内容がいいのか?」、「動画の尺はどのぐらい?」と施策の凡庸性が高いことから、逆に迷われてしまうご相談を多く頂きます。

勿論、プロモーションを行う商品やサービスにもよりますが、動画広告を行う際のチャネルとしては、Facebookが非常に相性がいいです。今回は、動画広告をFacebookで行うべき理由とその活用方法について紹介していきます。

何で動画広告はFacebookなのか?

Facebook広告とは?Facebook広告の種類・特徴・活用方法!」でもFacebook広告の特徴やメリットを紹介していますが、動画広告におけるFacebook利用のメリットは、下記3点となります。

  1. クリック単価をリスティング広告よりも抑えることができる
  2. ターゲティング精度が非常に高い
  3. Facebookの広告管理画面で、データを細かく取れる

1.クリック単価をリスティング広告よりも抑えることができる

SEMの代名詞でもあるリスティング広告は、ホームページを所有する企業のWebプロモーションとして参入する企業が多く、競合性が非常に高くなってきています。リスティング広告はオークション性であり、今後もクリック単価は高騰していきます。そして上位に表示される枠も決まってしまっているため、参入障壁が高く、費用対効果を合わせにくい施策となってきています。

その反面、Facebookはユーザーとユーザーを繋げるコミュニケーションプラットフォームのイメージが強く、まだまだ企業のプロモーションとして活用がされていないため、まだまだ競合性が高くないのが特徴です。また、決まった枠を取り合う訳ではないので、参入企業が今後に増加したとしてもリスティング広告ほど単価が上がることはないでしょう。

私の経験値になりますが、FacebookのCPC(クリック単価)平均は、安くて50円ほどで、CPCの高い不動産投資などでも350円ほどとリスティング広告に比べると非常にCPCを抑えることができています。

CPCが安ければ安いほど費用対効果を獲得しやすくなりますので、クリック単価を抑えられるFacebookで、CTR(クリック率)の高い動画広告を行うことにより、動画広告の効果を最大限発揮することができます。

2.ターゲティング精度が非常に高い

Facebookの最大の特徴は、ターゲティング精度です。年齢・性別・住まい・趣味嗜好まで幅広いセグメントを行えます。そして、TwitterやInstagramとの大きな違いは、匿名登録ではないということです。実名登録のユーザーがほぼを占めるため、女性アカウントだけど実は男性だったみたいなことは少ないです。

細かなセグメントを行い、ターゲットを絞ってアプローチすることが出来ますので、動画を見て欲しいユーザーにだけ配信することができます。そして、その動画がシェアやいいね!をされれば、そのユーザーの友達である人たちのFacebookタイムラインに広告が流れます。ターゲティングしたユーザーの友達は、近しい年齢やエリアの友達が多いですので、バズる(拡散)動画であれば、少しの広告費用でも数多くのユーザーにアプローチすることができるのです。

3.Facebookの広告管理画面で、データを細かく取れる

ホームページにGoogleアナリティクスがあるように、Facebookにも広告の効果測定を行う管理画面が存在します。リーチ数やインプレッション数、リンククリック数、動画の再生時間をどの期間にどういったユーザーが視聴したかのデータを取得することができます。

SNS上でバズる動画やCVに影響を与える動画など、様々な動画のA/Bテストをデータを元に行うことができます。データを元に動画のクリエイティブを変更したり、配信先を変更することにより、より動画マーケティングを最適化することに繋がります。

動画広告のFacebook活用術

動画をFacebookで活用する場合に前提として理解すべきこと

動画×Facebookで気をつけなければいけないのは、ユーザーの属性がSEMでアプローチする層とは全く別物であるということです。SEMのオーガニック検索やリスティング広告でアプローチできるのは、“自身のニーズが何かを理解し、自身のニーズを満たすサイトを探しているユーザー”です。

しかし、Facebookでアプローチする層は、“企業がプロモーションしたい商品やサービスを利用する可能性はあるけど、ニーズが明確化されていない層”へのアプローチとなります。

自ら検索する場合とタイムラインに流れてくるのでは、ユーザーのモチベーションは全く違います。ユーザーのモチベーションやニーズに合わせたアプローチをしてあげる必要があります。

Facebookでは、目に付くサムネイルと視聴されるクリエイティブを準備しましょう

Facebookで動画を回す際に気をつけるのは、ユーザーの目に付くサムネイルです。これはテキストバナー広告も一緒ですが、タイムラインに流れてくる広告の中では、目に付くようなサムネイルでないと埋もれてしまいます。また、面白いと思ってもらえないといいね!やシェアなどの拡散は期待できませんし、リンククリックなどの目的を果たすことはできません。

サムネイルでユーザーのスクロールを止め、面白い興味を引くような内容でアプローチすることを心がけましょう。

リンククリック先も動画×Facebook用に準備しましょう

動画をFacebookで回す際の目的として、LP(ランディングページ)やホームページなどに誘導するケースが多くありますが、リスティング広告で使用しているLPなどを使うことは辞めてください。

これは、前提条件でもお伝えしましたが、ユーザーのモチベーションに違いがあります。動画×Facebookでリンクをクリックするユーザーは、少し気になった程度のモチベーションです。そんなユーザーに「今なら¥6,000の商品が¥3,980でお得に」のようなLPを用意しても直ぐに離脱してしまいます。これは、Facebook広告で最も多いFacebook広告の失敗例です。

少し気になった程度のユーザーには、「どんな商品なのか?」、「どんな悩みを解決してくれるのか?」、「どんな場合に用いられるのか?」、「どんな人が使っているのか?」など、商品やサービスの情報量を多く打ち出す必要があります。記事LPに近いカタチで、ユーザーに説明する感覚でリンククリック先も準備するようにしましょう。

セグメントは絞りすぎない

これも失敗する場合に多いですが、セグメントを絞りすぎるとリーチが拡がらない、クリック単価が高騰するなどの事象が起きます。ある程度のセグメントのみを行い、効果測定をまずは行うようにしましょう。

データを見た上で、反応があるセグメントに絞り、広告予算を投下するようにすれば、失敗のリスクは軽減できます。

まとめ

動画とFacebookは、うまく活用すれば効果を最大化できます。

  • クリック単価をリスティング広告よりも抑えることができる
  • ターゲティング精度が非常に高い
  • Facebookの広告管理画面で、データを細かく取れる

といったメリットがあり、

  1. Facebookユーザーの属性を理解する
  2. 目に付くサムネイルと内容でアプローチする
  3. 動画×Facebook用のリンククリック先を用意する
  4. セグメントを絞りすぎない

上記の4つを行うことにより、効果を期待することができます。

どのWeb施策にも言えることですが、動画のクリエイティブや広告配信の仕方は、効果測定をしながらA/Bテストを繰り返し、最適化を行なっていくようにしましょう。

SEO対策のアカウントセールスとして、約500社のSEO対策・コンテンツSEOに携わる。新規事業立ち上げ、SEO事業責任者を経験後、株式会社トライハッチを創業。代表取締役社長として現任。