保存版!うまくいく動画の企画書作成方法!

動画広告市場の成長に伴い、動画制作や動画広告を施策する企業も増えていますが、その一方で、「動画制作に失敗した」や「動画が全く視聴されない」、「動画が原因で炎上した」などのネガティブな声もよく聞きます。

Web制作においても動画制作においても失敗する大きな原因は、企画部分を曖昧に作ってしまったことがあげられます。今回は、動画制作・動画マーケティングで失敗しないための動画の企画書作成方法を紹介していきます。

STEP1:動画制作の前提を決めましょう!

動画制作を行うにあたって前提をあやふやにしてしまうと制作途中で迷いやズレが生じ、無駄な作業の発生や意図しない動画が制作されてしまうことに繋がります。しっかりと動画制作を行うにあたっての前提を決めるようにしましょう。

制作する動画の用途は何か?

制作する動画をどこで利用するのかは非常に重要です。DVDにして店頭で流すのか、それともWebサイトで配信するのか、SNS上の動画広告として配信するのかなど、制作する動画の利用シーンを決めておくようにしましょう。

目的は何か?

自社のブランディングをしたい、商品の特徴を訴求したい、動画を用いてホームページにユーザーを誘導したいなど、様々な目的があります。動画を視聴してもらうことにより、どのような効果を期待するのかを決めておくようにしましょう。

ターゲットを明確化する

年齢、性別、エリア、趣味嗜好など、ターゲットをセグメントし、ターゲット像を明確化するようにしましょう。例えば、50代向けのサプリメントを販売する通販サイトの動画が、20代の外国人女性を使っていたら、的外れな動画マーケティングになってしまいます。ユーザーが誰なのか、その特徴を抑え、動画を制作するようにしましょう。

作る動画の使用期間を決める

△月△日〜3ヶ月間など、動画を使用する期間を決めておくようにしましょう。テレビCMもそうですが、動画にも視聴されて反応を得たりする期間が存在します。また、キャンペーンで使うような動画なのか、それとも研修動画のように数年使う動画なのかによっても動画の内容は変わりますので、期間を決めておくといいでしょう。

動画制作に必要なヒト・モノ・カネ・バショを洗い出す

動画制作においてキャスティングが必要なのか、スタジオを用意した方がいいのか、撮影動画なのかアニメーション動画なのかによって、動画制作に必要なヒト・モノ・カネ・バショは変わってきます。何が必要で、どのぐらいの費用発生があるのかを洗い出し、事前に準備や手配を行うようにしましょう。

STEP2:動画の仕様を決めましょう!

実際に動画制作の工程に入る前に動画制作における各種仕様を決める必要があります。

最終媒体は何か?

最終的にDVDになるのか、WEBで配信されるのか、放送波に乗るものなのか、また、これらのいくつかで横断して利用するのか。 それによって撮影機材や、編集方法など、動画制作の工程に違いが出てきます。テレビに映し出す場合などは、仕様が決まっていたりするので、動画を配信する最終媒体を決めるようにしましょう。

動画の解像度を決める

「動画の解像度」=「動画の大きさと比率」を指し、横ピクセル×縦ピクセルで表すことができます。最終的に配信を行う媒体に合わせて、動画の解像度は変わってきますので、最終媒体に合わせて適切な動画の解像度を決めるようにしましょう。

テロップのフォントやカラーを決める

動画内でナレーションや会話が発生する場合にテロップを利用することがあります。「動画制作におけるデザインの重要性〜ビジュアル編〜」や「動画制作におけるデザインの重要性〜色彩編〜」でも紹介していますが、動画内のフォントやカラーによって、ユーザーは受ける印象が変わります。

どのようなイメージをユーザーに与えたいかを考え、フォントやカラーを選定するようにしましょう。

音声の仕様を決める

特に音声仕様について取り決めがない場合には、「人の声や自然音」はモノラルに、 「音楽」はステレオに仕上がることが多くあります。また、ナレーションなのか、会話なのかなどによっても音声の仕様は変わりますので、作りたい動画に合う音声の仕様がを事前に決めておくようにするといいでしょう。

STEP3:動画制作のスケジュールを決めましょう!

動画制作に関わっていると制作のスケジュールを出さないケースも暫し拝見しますが、動画制作においてスケジュールを決めることは大切です。動画制作のスケジュールを決めておかないと、編集や確認などの制作工程が遅延し、制作工程が遅れてしまう原因に繋がります。この場合、動画制作を行う側は工数の圧迫に繋がりますし、依頼する側は目的の日に動画配信をすることができなくなってしまう場合も考えられます。

大まかなスケジュール表で問題ないですので、動画制作におけるスケジュールを引き、関わる全ての人で共有することにより、動画制作の遅延を避けるようにしましょう。

STEP4:動画の構成案を考える

構成案とは、動画制作の初期に使用するドキュメントで、動画内容の概要を書いたものです。 構成案には、下記のようなな内容が盛り込まれます。

  • 演出上のアイディアやトーン(演出や雰囲気がわかる)
  • シーン構成と全体の流れ、シチュエーション(内容がわかる)
  • 尺(おおまかな時間配分)(長さがわかる)

これらによって、動画内容の方向性や規模が分かります。

構成案を考えることにより、STEP1〜STEP4で決めた動画制作の前提・仕様・スケジュールに穴がないか、間違いがないかなどを知ることができますし、逆に考えていなかったアイディアが出たりする場合もあります。構成案で他に必要な事項がないかなどを改めて確認することにより、動画制作における抜け漏れがないかを確認することに繋がります。

まとめ

STEP1〜STEP4を行うと動画の企画書が完成します。動画の企画・構成案ができた段階で、外部に依頼をかける場合は、見積りを取るようにしましょう。自分たちで動画制作を行う場合には、手配を進め、スケジュール通りに動画制作が進めて行けるように準備をしていきましょう。

動画制作において、これらのフローを間違えてしまったり、抜け漏れが発生すると意図しない動画が出来上がってしまう場合もあります。動画制作の前提・仕様・スケジュール・構成案に抜け漏れがないかなど、細かくチェックを行い進めていくようにしましょう。

中小企業向けのWebコンサルティング会社で、SEO対策のアカウントセールスとして、500サイト以上のSEO対策・コンテンツSEOプロジェクトに携わる。キュレーションメディアCMSの新規事業立ち上げ、SEO対策部門の事業責任者を経て、株式会社トライハッチを創業。代表取締役として現任。