通販サイトの運営者必見!通販サイトで動画マーケティングを最大限活用する方法

動画マーケティングでもCVは獲得できる!動画マーケティングでCVを追うべき理由」で紹介させて頂きましたが、米国の大手通販サイトであるザッポスは、動画マーケティングを取り入れることにより、CVR(コンバージョン率)を6%〜30%に引き上げ、売上も20%〜40%引き上げたデータを発表しています。

通販サイトでは、商品紹介を動画で行うこともザッポスのような効果は期待できますし、他にも様々な活用方法があります。今回は、通販サイトが動画マーケティングを最大限に活用する方法を紹介していきます。

通販サイトは動画マーケティングを3種類の方法で活用できる

通販サイトでは、下記3種類の方法で動画マーケティングを最大化することができます。

  1. Webサイト内への埋め込み(商品紹介動画)
  2. 動画広告(SNSやYoutubeでの動画広告配信)
  3. 大手ポータルサイトでの商品紹介
  4. オフラインでの商品紹介

それぞれの活用方法を紹介していきます。

1.Webサイト内への埋め込み(商品紹介動画)

こちらは、「動画マーケティングでもCVは獲得できる!動画マーケティングでCVを追うべき理由」でも紹介させて頂いていますが、米国の大手通販サイトであるザッポスは、商品紹介ページに動画を活用することにより、売上や返品率の低下、CVRの向上を得ることができたというデータを発表しています。

画像+テキストのみの通販サイトで多いのが、「思ってた商品と違う」と手元に商品が届いて、商品を返品するユーザーが多いということです。これは、画像+テキストのみでは、ユーザーが商品のイメージや理解をできていないということです。

また、1分の動画はテキスト180万語、Webページ3,600に匹敵する情報伝達力があると言われています。通販サイトの商品紹介ページに180万語を詰め込むことは現実的ではありません。商品の魅力やメリットを伝えたいと思うのであれば、商品紹介ページに動画を埋め込むことの方が、効率的で効果的な施策であることは間違いありません。

2.動画広告(SNS広告やYoutube広告での動画広告配信)

Instagramが10代から20代の若い世代に流行していて、Instagram上で影響力のあるインフルエンサーに商品を紹介してもらうなどの取り組みを行なっている通販サイトも多く見受けられます。

それぞれのSNSやYoutubeを利用しているユーザーの属性や特徴を理解し、自社が販売したい商品のターゲットを明確にすることで、各チャネルでの動画広告配信を行うことができます。

また、通販サイトの多くが施策しているSEM対策とは違い、商品購入の可能性があるユーザーではありますが、まだ商品を知らない、知っているけど必要性を理解していない潜在層へのアプローチが可能なのが動画広告です。

既存のWebマーケティングに限界を感じている、費用対効果が合わせづらくなってきたなどを感じている通販サイトには、動画広告はオススメの対策です。

3.大手ポータルサイトでの商品紹介

楽天やYahoo!ショッピングであれば、それぞれのポータルサイト内で動画を配信することができます。(※2017年現在)

通販サイト内での商品紹介動画と同じロジックですが、ポータルサイト内での商品紹介動画活用は、効果的です。自社通販サイトで使用している動画をポータルでも配信するようにすると効果的です。

4.オフラインでの動画配信

これは、少し通販サイトとは違う観点ですが、通販サイトで実店舗を持っている企業も多くあります。実店舗でも商品紹介として店内で流すなどすれば、オンラインだけではなく、オフラインのユーザーにも商品の魅力やメリットを伝えることができます。

まとめ

通販サイトでの集客は、自社通販サイト、各ポータルサイトでの出品(楽天・Amazon・Yahoo!ショッピング)やカートシステムの最適化や物流管理など、やることが多く大変です。

しかし、動画マーケティングでは、1つの商品に対しての動画を制作してしまえば、複数のチャネルを跨いで動画マーケティングを最大化することに繋がります。現在の施策に限界を感じていたり、新しい施策を模索しているなどあるのであれば、動画マーケティングを検討してみてはいかがでしょうか?

某IT企業に勤める一介のマーケッター。デジタル領域のマーケティングを中心に15年で300社以上のデジタルマーケティング支援に従事。2児の父。趣味はサウナとギター。