ユーザーの記憶に残る動画マーケティングを実施するにはSNSを活用しましょう!

動画広告市場の市場成長に伴い、動画を用いた企業のプロモーションを増加してきました。その中で、Youtubeを利用した動画マーケティングやSNSやメールマーケティングを活用した動画マーケティングが増加してきています。

ブランデイングやCV獲得、リーチの増加など様々な目的を持って、動画マーケティングを実施すると思いますが、ユーザーの記憶に残す動画マーケティングを行うのであれば、SNSの活用をオススメします。今回は、記憶に残る動画マーケティングを行う上でSNSを活用すべき理由を紹介していきます。

記憶に残る動画広告の第1位は、SNSのタイムライン上

2017年7月31日に株式会社マクロミルと株式会社デジタルインファクトが発表した「動画広告市場の動向に関する業界アンケート調査・第2弾」によると、動画広告の中でユーザーの記憶に残るのは、「ソーシャルメディアのタイムライン上に表示される動画広告」が最も多いことが発表されました。

動画広告にはFacebookを活用しましょう

この調査は、株式会社マクロミルと株式会社デジタルインファクトが共同で実施したインターネット調査で、国内の動画コンテンツ視聴ユーザー536人を対象に実施したもので、調査期間は17年6月中で行われています。

この調査結果によると、ユーザーが普段無料で動画コンテンツを視聴するサービスは、「YouTube」(97.8%)が最多となっており、次いで「ニコニコ動画」(27.8%)、「Facebook」(21.1%)、「ライン」(20.3%)、「Twitter」(17.7%)の順で、3位以下はソーシャルメディアが名を連ねています。

動画広告に関する質問では、動画広告のうちユーザーが内容を覚えているのは、「ソーシャルメディアのタイムライン上に表示される動画広告」が20.2%と最も多くなっており、視聴率と記憶に残る観点で考えると、「動画×Facebook」が、ユーザーの記憶に残る動画マーケティングは効果が高いと予想されます。

記憶に残る動画マーケティングは短尺動画がオススメ

記憶に残すとなると一見、長尺動画がいいように思われますが、FacebookをはじめとしたSNSで、動画マーケティングを行う場合は、短尺動画がオススメです。

Youtubeと違い、友人のタイムライン投稿を見ているユーザーにアプローチすることになりますので、ユーザーが意図しないアプローチとなります。意図していないのに1分以上の動画を視聴することは、限りなく0に近しいことでしょう。

SNS上では、5秒から長くても30秒程度の動画で、動画マーケティングを行うようにしましょう。

まとめ

動画が増加することはいいことですが、その反面、埋もれる動画も多くなってきています。コストや人的工数をかけた動画が視聴されることなく埋もれていくのは、動画マーケティングにおいて、1番起こしたくない事象です。

動画を埋もれさせず、むしろユーザーの記憶に残る動画マーケティングを行えるように動画のクオリティと配信の仕方を気を付け、動画マーケティングを行うようにしましょう。

某IT企業に勤める一介のマーケッター。デジタル領域のマーケティングを中心に15年で300社以上のデジタルマーケティング支援に従事。2児の父。趣味はサウナとギター。