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Youtube広告って何⁉︎Youtube広告のメリット・デメリット
インターネットインフラが整備されたことにより、スマートフォンやタブレットで動画視聴する人が増えました。その中でもGoogleの動画プラットフォームであるYoutubeは、数多くのユーザーが利用し、最近ではユーチューバーと呼ばれる再生回数に応じた広告収入を得る職業ができるほどにYoutubeは盛り上がっています。
今回は、そんなYoutubeの効果と動画マーケティングに活用するための活用方法について紹介していきます。
そもそもYoutubeって何⁉︎

Youtubeとは、Googleが運営する動画共有ポータルサイトのことを指します。Youtubeの月間ログイン数は、全世界で15億人を突破しており、近年は日本でも数多くのユーザーが視聴る動画ポータルサイトとなってきています。
毎月、60億時間以上の動画視聴がされており、これは全世界の人口1人が、毎月1時間の動画視聴をしている計算となっています。日本国内でも2016年10月に国内のアクティブユーザー数が、5,058万人を超えたと言われており、日本国内でも数多くのユーザーが利用していることが分かります。
Youtube広告の種類について
Youtube広告は、別名「TrueView広告」と言われており、「インストリーム広告」と「インディスプレイ広告」の2種類に分けることができます。
①TrueViewインストリーム広告
TrueViewインストリーム広告は、動画の視聴前に流せる広告のことを指します。
▽TrueViewインストリーム広告の特徴
- 開始5秒間は必ず表示(5秒以降はスキップ可能)
- 5秒後にスキップできない設定も可能
- 30秒以上の視聴or動画リンククリックで課金発生(30秒未満は最後までの視聴で課金発生)
③TrueViewインディスプレイ広告
TrueViewインディスプレイ広告は、動画の再生ページ上やYoutube内の検索結果に表示される広告を指します。
▽TrueViewインディスプレイ広告の特徴
- ユーザーが視聴しているコンテンツに関連性の高い広告を表示
- クリックされると課金発生
- サムネイル画像と最大3行の広告文を表示
Youtube広告(TrueView広告)のメリット

Youtube広告(TrueView広告)のメリットは、下記となります。
①費用対効果が高い
TrueViewインストリーム広告での広告配信であれば、スキップされれば料金は発生しませんので、興味があるユーザーにだけ視聴と課金発生がされます。興味ないユーザーにも認知させることも可能です。
②ターゲティングが可能である
地域・性別・年齢・好み・キーワード・時間帯・曜日でセグメントを行うことが可能です。
③自社サイトやCVサイトへの誘導が可能
Youtube内では、動画内にCTAボタン(サイトへのリンク)を設定できます。テレビCMとは違い、ユーザーの行動を喚起しやすいというメリットがあるのです。
Youtube広告(TrueView広告)のデメリット

Youtube広告(TrueView広告)のデメリットは、下記となります。
①視聴されない可能性もある
5秒でユーザーの興味を惹く動画を作らなければ、動画の制作費用は無駄になってしまいます。
②マイナスブランディングになる可能性もある
テレビCMでもそうですが、意図しないユーザーに動画が視聴されてしまう場合もあります。ユーザーからのクレームを受ける可能性も0ではありません。
③Googleの審査に時間がかかることがある
Googleの広告出稿に関するポリシーがありますので、動画の内容によっては、審査に時間がかかる場合があります。
Youtube広告(TrueView広告)の効果測定に関して
Webマーケティングにおいて、効果測定を行うことは必要不可欠であり、Youtube広告(TrueView広告)でも効果測定は非常に重要です。Youtube広告(TrueView広告)では、下記のような効果測定を行うことができます。
- インプレッション(表示回数)
- クリック率(インプレッションされた内のクリックされた割合)
- CV率(設定の目標に達した率)
- 再生回数
- 視聴者維持率
- ユーザー層
- 再生場所
- トラフィックソース
- 端末
Youtube内での効果測定は、細かく見ることができますので、動画がどのぐらいのどんなユーザーに視聴されていて、どれぐらいの再生回数やCV喚起を行えているかを分析することが可能です。
Youtube広告のまとめ
Youtube広告(TrueView広告)もメリット・デメリットや特徴を理解し活用すれば、成果を獲得しやすい施策となります。動画広告には、Youtube以外にもFacebookやTwitter、Instagramなどありますが、それぞれの特徴を理解し、活用するようにしましょう。

某IT企業に勤める一介のマーケッター。デジタル領域のマーケティングを中心に15年で300社以上のデジタルマーケティング支援に従事。2児の父。趣味はサウナとギター。