逆SEOとは?正しい知識を徹底解説!

インターネット上の風評被害や誹謗中傷を気にしたことがある方は、『逆SEO』というワードを耳にしたことがあると思います。

通常、SEO対策では特定キーワードの上位表示を狙う施策ですが、逆SEOは名前の通りに特定キーワードで検索された際、検索順位を下げる施策のことを指します。

今回は、逆SEOをはじめて聞いたという方に向けて『逆SEOの正しい知識』を解説していきます。

逆SEOとは?

冒頭に記載した通り、特定キーワードの検索が行われた際、対象Webページの順位を下げる施策です。逆SEOは、ユーザーに見られたくない情報が検索結果の上位に表示されてしまっている際に使われる手法の1つです。

例えば、「株式会社●×商事」という名前の会社があったとします。検索エンジンにて「株式会社●×商事」と検索した際、上位にネガティブな情報が記載されたサイト・ページが表示されていたら、「株式会社●×商事」と検索したユーザーの目に多く触れることになってしまいます。

昨今、インターネットの利便性が向上した反面、根も葉もない情報も直ぐに拡散してしまいます。自社のネガティブなイメージや2次的な風評被害・誹謗中傷を避けるためにもネガティブな情報を出来るだけユーザーの目に触れないように自衛することも必要になってきます。

このような場合に逆SEOと呼ばれる手法が使用されます。

しかし、逆SEOの手法が悪用して使われるケースもあります。競合サイトの検索順位を下げるために逆SEOを使用する悪質なケースも事案として出てきています。

Googleガイドラインに準拠した適切な運用を行なっているWebサイトに対して、故意的に順位を下落させるようなことは、Googleガイドラインに違反対象です。また競合サイトのSEO順位を落とす逆SEOが法に触れる場合もあります。絶対に逆SEO対策を悪用しないようにしましょう。

その反面、自社が被害を受けた際には自衛する必要があります。ここからは、実際に被害にあってしまった場合に身に付けておくべき正しい逆SEOの知識を解説していきます。

逆SEOが必要とされる理由

SEOのクリック率はどのぐらい?多くの企業がSEO対策に取り組む理由」でも紹介していますが、SEO上位のクリック率は下記の数字となっています。

1位:21.12%
2位:10.65%
3位:7.57%
4位:4.66%
5位:3.42%
6位:2.56%
7位:2.69%
8位:1.74%
9位:1.74%
10位:1.64%

多くのWebサイトを持つ企業がSEO上位表示を狙うのは、上位表示することにより、多くのユーザーが自社サイトに訪れ、自社の認知やWebサイトによっては購入やサービス申し込みなどのコンバージョンを行うからです。

逆SEOでも表示される順位が高くなればなるほどに、風評サイトが見られる可能性が高くなります。

そのため、風評サイトの順位を下げれば下げるだけ、ユーザーの目に触れる機会も少なくなり、ネガティブな情報の拡散を防ぐことができるため、逆SEOが必要とされます。

逆SEOはどのようなケースで利用されるのか?

逆SEOの主な目的は、事実無根の自社に不利益な情報が拡散・多くのユーザーの目に触れることを阻止する目的で行われます。

しかし、中には「競合サイトのSEO順位を落とす」といった悪質な使われ方をする場合もあります。この2つのパターンをそれぞれ説明していきます。

(1)事実無根の不利益なサイトを押し下げる

先ほど説明した通り、事実無根のネガティブな情報が掲載されたWebサイトが1ページ目にあれば、それだけ多くのユーザーの目に触れることとなります。

最悪なケースとして、法人名やサービス名で検索された際、自社サイトの下に風評サイトが掲載される場合もあります。このような場合、多くのユーザーがネガティブな情報を目にすることが容易に考えられます。

現在、インターネットやスマートフォンの普及により、SNSやブログなどでネガティブな情報は一瞬にして拡散します。そのため、このようなネガティブサイトのSEO順位を押し下げるために逆SEOが利用される場合があります。

(2)競合サイトの順位を下げる

Googleガイドラインに違反する行為であり、場合によっては法的な措置の可能性がある絶対にやってはいけないことです。

しかし、逆SEOの利用方法として競合サイトの順位を下げるために利用される場合もあるようです。このような悪質な逆SEOは、取り返しの付かない事態を生むことになりますので、絶対に行わないようにしてください。

逆SEOにはどのような手法があるのか?

逆SEOの手法も様々ありますが、基本的には「他のWebサイトを構築し、特定キーワードでそのサイトを上位表示させる手法」が正しい逆SEOの手法です。他にも逆SEOの手法はありますが、Googleガイドラインや法に触れる場合もあります。

正しい手法とNGな手法を紹介していきます。

①別サイトを上位表示させることにより風評サイトを相対的に落とす

Googleガイドラインや法に触れない手法としては、検索キーワードに対してポジティブなWebサイトを作り、そのサイトを上位表示させることにより、相対的に風評サイトの順位を押し下げる方法です。

ただし、風評被害が発生するWebサイトは、2ちゃんねるや大手ポータルサイト、求人サイトなどのパワーあるサイトが多いことから、時間や手間がかかることは勿論、専門的なSEOノウハウが必要となります。

そのため、個人での対応や知識がない中での対応は難易度が高いため、知見のある会社に任せることをお勧め致します。

※ここから紹介するのは、Googleガイドライン違反の対象や法に触れる可能性がありますので、絶対に行わないようにしてください。あくまで知識として紹介します。

(2)対象の風評ページに低品質なリンクを大量に送る

GoogleのSEO評価アルゴリズムの1つとして被リンク(外部要因)があります。故意的な被リンクや低品質な被リンクを受けているWebサイトは、逆に評価が下がる傾向にあります。

逆SEOの手法ではこのロジックを逆手に取り、不正な被リンクを対象ページへ大量に飛ばすことにより、Googleからの評価を下げることを行います。

(3)スパムとGoogleに認識させる

大量のコピーサイトやページがあるWebサイトは、Googleからの評価が下がる傾向にあります。

このロジックを逆手に取り、対象となるWebサイト・ページのコピーサイト・ページを大量に作成することにより、対象サイト・ページの評価を下げる手法です。

(4)ウイルス感染させる

ウイルスに感染したWebサイトもGoogleは評価を下げます。そのため故意的にウイルスを仕込んだリンクをクリックさせるなどして、対象サイトにクリティカルなダメージを与える手法です。

逆SEO対策の費用相場と解決までの期間は?

逆SEO対策にかかる費用としては、対象キーワードやネガティブサイトのパワーによるため都度見積もりになることがほとんどですが、目安として10万円~100万円ぐらいが相場でしょう。

費用形態としては、一律料金のかかる固定型と順位が押し下がった期間に費用発生する成果報酬型の2パターンです。期間としては早くて半年~1年間ぐらいはかかると思います。

また、1度順位が下がったからといって対策を止めたことにより、再度風評サイトが上位に上がってきてしまう場合もあります。逆SEOは長い間対策が必要なモノと理解した上で対策を行うようにしましょう。

最後に

逆SEOを行う場合、事実無根のサイトやページをユーザーの目に触れないようにするのが目的です。事実無根であれば、削除される場合もありますので、まずはネットに強い弁護士に相談してみるのが良いでしょう。

サイトが削除されない場合も勿論ありますので、そのような場合は逆SEOを検討してみても良いのではないでしょうか。

しかし、Googleガイドラインや法に触れるような手法の逆SEOを行う業者もあるみたいですので、逆SEOの業者を選定する際は、どのような手法で行うかも聞くようにしましょう。

中小企業・ベンチャー企業向けのWebコンサルティング会社にて、SEO対策のアカウントセールスとしてキャリアをスタート。在籍時、コンテンツマーケティング事業の立ち上げプロジェクトにメンバーとして参画。その後、同社にて責任者兼マネージャーとしてキュレーションメディア・オウンドメディアのCMSを販売・運用する新規事業を立ち上げを行い、その後SEO対策営業部の営業責任者を歴任。在籍4年間で350サイト以上のSEO対策・コンテンツマーケティングプロジェクトに従事し、当時SEOのお客様であった不動産会社に出資を受けるカタチで株式会社トライハッチを25歳の時に設立。代表取締役として現任。ラグル株式会社にてSEOコンサルタントとしても活動中。