売り手市場が続く採用現場において、自社に合った優秀な人材の獲得に悩む経営者様・採用担当者様も多いのではないでしょうか。

従来の採用活動では、求人広告への広告掲載が主な手法となっていましたが、売り手市場の現在では費用だけが発生し、思うような採用活動を実施出来ていないという企業様も多くいらっしゃると思います。

そこで最近注目されはじめているのが、採用活動とWebマーケティングを掛け合わせた『オウンドメディアリクルーティング 』という手法です。

今回は、「オウンドメディアリクルーティングとは」といった基本部分を解説していきます。

オウンドメディアリクルーティングとは?

オウンドメディアリクルーティングとは?

オウンドメディアリクルーティングとは、採用に特化した自社メディアのことを指します。

従来の求人広告掲載では、掲載できる情報が少ないことや競合他社との比較を行われることから、応募者と企業側でのミスマッチが起きることも少なくありませんでした。

そこで注目され始めているのが、『オウンドメディアリクルーティング 』です。

採用サイトを所有している企業も多くなってきていますが、募集要項・代表メッセージ・人事メッセージ・先輩社員インタビューといった採用サイトの基本項目に加え、オウンドメディアリクルーティングでは、制限なく様々な自社の情報発信を行うことが可能です。

惜しみなく自社の情報を発信できることから、企業側は求職者に伝えたい情報を全て届けることが可能になり、求職者側も企業理解を深めることができ、採用活動のミスマッチを防ぐことが可能になります。

オウンドメディアリクルーティングのメリットとは

オウンドメディアリクルーティングを取り入れるメリットは、いくつかあります。

①求人広告よりも費用対効果が高い

求人広告への掲載はプランにもよりますが、数十万円〜数百万円の広告費用がかかります。

高い掲載費用を支払えば、費用の分だけ目立つ場所に広告掲載を行うことが出来ますが、高い求人広告費用を掲載し続けられる企業も多くないのが実情です。

また広告掲載期間中に採用できないことも想定され、掲載期間内に採用を獲得できなければ、ドブにお金を捨てるのと一緒です。

その点オウンドメディアリクルーティングは、自社媒体となるため、掲載期間に縛りもなく、掲載費用も発生しません。また求人広告のように掛け捨て型ではなく、継続的に資産として残る点、非常に費用対効果の高い施策となっています。

②会社の社風や魅力を多く伝えることができる

求人広告では、文字数の制限があり、自社の社風や魅力を全て伝えることは難しいです。

その点オウンドメディアリクルーティングは、自社所有のメディアとなるため、伝えたい情報を制限なく訴求することができます。また情報だけではなく、レイアウトやデザインにも制限がないため、自社の社風や届けたいメッセージに合わせた訴求力の高い採用活動を実現することができます。

情報量やフォーマットの決まった求人広告に比べ、自社の特徴や強みを的確に伝えることができるのもメリットです。

③採用活動のPDCAサイクルを定量的に回せる

求人広告の掲載でもPDCAサイクルを回すことはできますが、オウンドメディアリクルーティングでは、より定量的なPDCAサイクルを回すことが可能です。

Google Analyticsやヒートマップツールを活用し、アクセス状況やメディア内のどのコンテンツが訴求度が高いかなどを分析・改善することが可能です。

採用活動とWebマーケティングを上手く活用することにより、より定量的な採用活動を実施することに繋がります。

④インナーブランディング(社員向け)にも繋がる

離職を発生させる原因は、大きく下記の5つに分類されると言われています。

  1. 採用時説明とのギャップ
  2. 無能感による挫折
  3. 上司や先輩と新人や若手社員の相互不信
  4. 将来性への疑問
  5. 社風への幻滅

オウンドメディアリクルーティングでは、このような社員に対しても効果的です。

社風や会社の方針、経営層が考えていること、求めている人物像を明確にすることで、企業と社員のギャップを埋めることにも繋がります。

オウンドメディアリクルーティングのデメリットとは

メリットがある反面、オウンドメディアリクルーティングにもデメリットがあります。

①継続的な情報更新が必須

通常のオウンドメディアやコンテンツマーケティングで多くの企業が直面するのが、情報の更新です。

リソース不足やネタ切れ、他の業務が忙しくなるなどで更新することが出来なくなっていきます。情報が更新されないメディアからは、ユーザーも離れていきますし、検索エンジンの評価も下がっていきます。

継続的に手がかかるといった部分は、オウンドメディアリクルーティングのデメリットと言えるでしょう。

②メディア構築にコストがかかる

受け皿となるメディアの構築にコストがかかる点もデメリットと言えるでしょう。

戦略設計やメディアのコンセプト決定、構築作業とメディアを立ち上げるのにも様々なプロセスが発生します。また制作会社に依頼を行うと、オウンドメディアの仕様にもよりますが、数十万円〜数百万円するのが相場です。

資産になる点や制約が少ない点を考えると、求人広告よりもメリットがありますが、それでもお金がかからないことに限ったことはないですので、費用発生する点はデメリットと言えるでしょう。

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オウンドメディアリクルーティングの始め方

トライハッチのオウンドメディアリクルーティングサービスを例にオウンドメディアリクルーティングのはじめ方を紹介していきます。

オウンドメディアリクルーティングを始めるには、まずはメディアを構築する必要があります。

メディアのコンセプト設計から仕様決定、実際のメディア構築までを行い、オウンドメディアリクルーティングの受け皿となる部分を構築する必要があります。

メディア構築後には、実際にメディア内に配置するコンテンツの作成や配信、分析した上での改善を行う必要があります。

またオウンドメディアリクルーティングの効果を最大化するためにもIndeedやSNSを上手く活用すると良いでしょう。

オウンドメディアリクルーティングサイト内の採用ページにIndeedからのリンクを飛ばすことにより、より効果的なオウンドメディアリクルーティングを実施することが可能になります。

オウンドメディアリクルーティング国内事例

メルカン

オウンドメディアリクルーティングの代表的な例として挙げられるのが、メルカリが運営するメルカンです。

詳細は、THE BRIDGE【情報発信にみるメルカリの強さ、最強チームを生み出したメディアコミュニケーション術と「メルカン」の存在】に記述されていますが、2018年5月時点のメルカリに勤める800名の内、半数近くがリファラル採用(紹介)だそうです。

会社として採用したい、ユーザーに使ってもらいたい、一緒に協力してくれる人を探したいといった目的に合わせ、オウンドメディアリクルーティングによるコミュニケーションを実現させた代表的な事例です。

求人広告とオウンドメディアリクルーティングの比較

下記は、オウンドメディアリクルーティングと求人広告の違いをまとめたモノとなります。

Tryhatch, Inc. 一般的なオウンドメディアリクルーティング リクナビネクスト DODA
費用 初期費用0円
月額10万円〜
初期費用100万円
月額費用10万円〜
18〜180万円 25〜150万円
掲載期間 期限なし 期限なし 2〜4週間 4週間
応募者数
マッチ度

あくまで参考程度の表となりますが、求人広告との違いを知り、比較検討の参考にして頂けますと幸いです。

まとめ

採用の新しい手法として注目され始めているオウンドメディアリクルーティング、従来の求人広告掲載に限界を感じていたり、採用活動へお困りの方は、是非、オウンドメディアリクルーティングを検討してみてはいかがでしょうか。

SEO対策のアカウントセールスとして、約500社のSEO対策・コンテンツSEOに携わる。新規事業立ち上げ、SEO事業責任者を経験後、株式会社トライハッチを創業。代表取締役社長として現任。