目次
共起語って何?コンテンツSEOで必要な基礎知識編
少し聞き慣れない言葉かと思いますが、コンテンツSEOにおいて、SEOに効果的なコンテンツを制作するためには、共起語を理解しておく必要があります。
今回は、コンテンツSEOを行なっている方、これからはじめる方に向けて、「コンテンツSEOに必要な共起語の基礎知識」を紹介していきます。
共起語とは?
共起(きょうき)は、ある単語がある文章中に出たとき、その文章中に別の限られた単語が頻繁に出現すること。
日本語の例では「崩御する」という単語に「天皇が」という言葉が多く用いられることや、単に他動詞には「を」が、「行く」には目的地を示す「に」が頻出することが挙げられる。
共起語とSEOの関係
<<補足>>
昔の検索エンジンでは、キーワードの利用回数から、どのようなコンテンツが掲載されているのかを把握していました。 しかし、Googleガイドラインに記載されていますが、当時、SEO上位表示目的でキーワードを詰め込むSEO手法が台頭し、検索エンジン上で大きな問題となりました。 ただ、キーワードが詰め込まれたサイトを上位表示させることは、ユーザーが求めているコンテンツではなく、Googleのポリシーに反します。この問題を解決するために、Googleはアップデートを行い、コンテンツ内の内容を理解しながら情報収集するようになったのが、現在のSEO対策に“共起語”が必要とされている要因です。 |
共起語の見つけ方・使用方法
無料で使える共起語検索ツール
共起語検索

共起語検索は、Googleの検索ワード上位50サイトを対象に、共起語を抽出してくれるツールとなります。
会員登録不要で無制限で利用できますので、共起語検索に重宝するツールです、
LSI調査

LSI調査は、Googleの検索結果上位10サイトまでのサイトから抽出し、頻出単語をランキングで表示してくれるツールです。
共起語の使用例
共起語を正しく使用することにより、SEOで評価されやすいコンテンツを作成するようにしましょう。
今回は、「iPhone修理」というキーワードで、コンテンツを作成するとします。
-例文A-
iPhoneを修理するには、修理屋に電話をかける必要がある。iPhoneの修理に関して相談するためだ。iPhone修理会社に相談すれば、iPhoneが壊れた理由を知ることができ、修理してもらえるはずだ。 |
-例文B-
iPhoneを修理にするには、アップルストアかiPhone修理会社に電話をかけ、相談する必要がある。なぜなら、iPhoneが壊れた原因を調べてもらい、問題のある箇所を修理してもらわないといけないから。それに、アップルストアとiPhone修理会社で、修理費用も変わってくるはずだ。修理価格と修理の納期や内容で、どちらで修理してもらうかを検討するのが良さそうだ。 |
共起語を理解していない場合、Aのような記事になりがちです。
例文Bは、「iPhone修理」に関連する「アップルストア」や「iPhone修理会社」をはじめ、「価格」や「納期」などのユーザーが求めそうな共起語が含まれています。
このように、関連性の高い共起語が周辺に使われていると、ユーザーの求めるコンテンツに近しいカタチとなり、SEOで評価されやすくなる傾向にあります。
まとめ
共起語は、馴染みのない言葉だとは思いますが、コンテンツSEOを行う上では、理解しておく必要があります。
無料のツールもありますので、ツールを使いながら、どのようなキーワードをユーザーが求めて検索をしているのかを考え、コンテンツを作成するようにしましょう。

某IT企業に勤める一介のマーケッター。デジタル領域のマーケティングを中心に15年で300社以上のデジタルマーケティング支援に従事。2児の父。趣味はサウナとギター。