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Facebook広告とは?Facebook広告の種類・特徴・活用方法!

2017年にFacebookの日本国内ユーザーは2,700万人まで増加し、InstagramやTwitterと並ぶ日本の3大SNSとなっています。

ビジネスシーンにおけるFacebookプロモーションの活用は近年増加しており、今までのようなホームページ、SEO対策、リスティング広告などのSEM(Search Engine Marketing:検索エンジンマーケティング)だけでインターネット集客を網羅できる時代ではなくなりました。

今回は、成長し続けるFacebookの中でも企業の利用用途が多い、Facebook広告の種類・特徴・活用方法を紹介していきます。

Facebook広告とは?

Facebook広告について

Facebook広告とは、Facebook内で表示される広告のことを指します。InstagramやTwitterと違い、ビジネスシーンでの利用も多く、ユーザーが本名登録を行っており、プロフィールも詳細に登録していることからターゲティングを行いやすく、日本国内でも年々プロモーションの一環として導入する企業が増えている広告施策です。

Facebookユーザー数と利用ユーザー層

では、Facebookユーザーの数とユーザー層はどのように構成されているでしょうか?

◎Facebook海外ユーザーのユーザー数

月間アクティブユーザー:15億9,000万人 ⇒ 20億人

・日間アクティブユーザー:10億1,000万人 ⇒ 12億8,000万人

・日間モバイルアクティブユーザー:8億9,400万人 ⇒ 11億5,000万人

(参照元と期間:2015年11月 から 2017年5月, 2017年6月

◎Facebook国内ユーザーのユーザー推移

・国内月間アクティブユーザー数:2,400万人 ⇒ 2,700万人

(参照元と期間:2015年3月 から 2016年12月

・月間アクティブ率:53.1% ⇒ 56.1%

(参照元と期間:2014年12月 から 2015年6月

2017年6月のFacebookユーザーの数は、海外で20億人、日本国内のアクティブユーザー数で2,700万人となっています。日本の人口が1億2,900万人(※日本経済新聞参照)となっていますので、日本人の5人に1人が利用していることになります。

◎Facebook日本国内ユーザーの年代別ユーザー層

20代は勿論、ビジネスシーンでの利用が増えたことにより、30代以上の世代も幅広く利用していることが分かります。Twitter利用ユーザー層やInstagramユーザー層に比べて、オールジャンルの年代に利用されていることが見て取れます。

10代や20代の若い世代へのプロモーションでは、TwitterやInstagramを利用することも検討するべきですが、Facebookでの広告出稿もどの年代によるプロモーションでも検討するべきだと思われます。

Facebook広告の特徴

◎Facebook広告の特徴①:ターゲットのセグメントが詳細に設定できる

Facebookの最大の特徴は、ターゲットのセグメントでしょう。ユーザーがプロフィールを詳細に入れていることにより、プロモーションを行いたいサービス・商品への興味・関心が高そうなユーザーに限定した広告配信が可能になります。

マス広告やリスティング広告と違い、“見てもらいたい人にだけ広告を見てもらうことができる”広告媒体です。

Facebook広告マネージャーに関しては別途紹介しますが、広告配信前にFacebook広告マネージャーからアプローチしたい層がどのぐらいの数いるのかを確認することができます。

例えば1都3県の30~40代の女性に新しい化粧品サービスの認知を拡大させたい場合、下記のセグメントを切った場合、オーディエンスサイズの数が潜在ユーザーとして存在することになります。

Facebookは、性別・地域・年代・趣味・嗜好を細かく設定することができますので、より明確なターゲティングをした上で、広告出稿を行うことができるのが最大の特徴です。

◎Facebookの特徴②:ユーザーの購買ファネル全てに対応できる

インターネット上でのユーザー行動は、大きく分けて3段階に分けることができます。認知段階、検討・意思決定段階・購買段階です。

Facebook広告では、この認知段階、検討・意思決定段階、購買行動段階の3つの段階で使い分けることができます。ここでは各段階でどのようにFacebook広告を活用すべきかを紹介していきます。

認知段階

Webプロモーションの1番最初としては、サービス・商品の認知を拡げることが必要になります。刈り取り施策だけを行っていてもサービス・商品の購入は最大限に拡がりません。

Facebook広告では前述したようにターゲットのセグメントを詳細に設定した上で広告配信ができるため、商品・サービスに興味を持ちそうなユーザーを狙って、認知獲得を狙った広告出稿を行うことができます。

認知段階ユーザーに特に有効だと言われているのが、“動画広告”です。図6のクリエイティブ違いのバナー広告CTRをご覧頂きたいのですが、テキストのバナー広告と比べ、動画クリエイティブのCTRは1.7倍ほどのCTRを出しています。

※Degital advertising benchmark report  adform参照

タイムラインを見ているユーザーの視覚に訴えることのできる動画広告は、Facebook広告の認知段階では非常に有効的なことが分かります。

検討・意思決定段階

検討・意思決定段階では、ユーザーの購買行動モチベーションが高くなっていますので、よりサービスや商品の“良さ”を訴求する必要があります。

よくAmazonや楽天などが、Facebook広告でカル‐セル広告と呼ばれる広告表示や動画を用いた商品詳細を伝える広告配信で広告出稿を行っています。ユーザーのモチベーションを喚起してあげることが重要になります。

検討・意思決定段階では、他社商品・サービスとの比較や商品・サービスの詳細を知りたいとユーザーは思っていますので、商品・サービスの良いところを訴求するような広告を出稿するようにしましょう。

購買段階

購入段階のユーザーは、Facebookのダイナミック広告でアプローチするといいでしょう。ダイナミック広告はユーザーが過去に広告主のサイトを訪問した際に閲覧した製品を元に、ユーザー個々に合った関連性が高い広告を自動で表示してくれるため、非常に広告効果が高まると言えます。

Facebook広告の種類について

Facebook広告には、様々な種類の広告出稿パターンがあります。それぞれの種類について理解し、自社のFacebook広告がそのパターンで効果的かを事前に仮説立てした上でFacebook広告を行うべきです。

リンク広告

広告のCTA(コールトゥアクションボタン)をクリックしたユーザーを、自社サイトや商品ページに誘導する広告を指します。「購入する」ボタンや「詳しくはこちら」ボタンなどが一般的なものになります。

画像広告

画像広告は、画像付きの記事を投稿するだけで作成できる広告です。比較的に誰でも行うことができ、ユーザーに分かりやすい写真を使用することでブランドへの注目度を向上させたり、自社の製品やサービスの認知度を高めたりすることができます。

カルーセル広告

カルーセル広告とは、1つの広告につき、3~5枚の画像や動画を設定することができ、それぞれに個別のリンクやCTA(コールトゥアクション)ボタンを表示することができる広告です。複数の商品を表示する場合や商品機能の説明、ストーリー性のある広告など様々な見せ方をすることが可能で、よくAmazonや楽天などのECサイトがFacebook広告を出稿する際に利用されるケースがあります。

動画広告

動画広告とは、その名前の通りにFacebook広告のクリエイティブ部分に動画を用いる方法を指します。最近のFacebook広告市場では、動画市場の成長に合わせて利用されるケースが増えており、図6のようにテキストバナーよりもCTR(クリック率)が高いことから注目されている手法になります。

スライドショー広告

スライドショー広告も動画を用いる広告を指します。通常の動画広告と異なる点は、動画の作成方法です。一般の動画広告では事前に制作した動画を利用するのに対し、この広告では、3~7枚の程度の画像を用意するだけで、写真を次々に表示させる形式の動画を簡単に作成できます(最長15秒)。

動画広告よりもファイルサイズが小さいため、デバイスや通信速度を問わず表示することができますので、動画広告と同じぐらいに注目を集めている手法となります。

キャンバス広告

キャンバス広告とは、Facebookのモバイルアプリの中でインタラクティブなクリエイティブを出稿できる広告を指します。

ユーザーが広告をタップするとフルスクリーンの専用ビューワーが表示され、テキスト・写真・動画・GIFアニメなど様々なクリエイティブを組み込むことができ、非常に自由度の高い広告となっています。

ダイナミック広告

ダイナミック広告とは、過去にユーザーが広告主のサイトを訪問した際に閲覧した製品をもとに、ユーザー個々に合った関連性の高い広告を自動で表示する手法です。ユーザーのニーズと広告がマッチするため、高い広告効果を期待できる手法となっています。

コレクション広告

コレクション広告とは、商品の詳細を動画や写真で確認しながらスムーズに買い物ができる広告フォーマットを指します。

従来のFacebook広告と比較すると、広告フォーマットとショッピング体験をFacebook内で直接結びつけている点が特徴的となっています。更に商品の表示数も飛躍的に増加しているため、更なるモバイルを通した購買行動の期待ができます。

リード獲得広告

リード(見込み)獲得広告とは、ユーザーからのビジネスや商品への問い合わせを促進する広告を指します。ユーザー情報の入力フォームでは、Facebook上で登録された情報が自動で入力されるため、途中で離脱するユーザーも少なくリード(見込み顧客)を獲得しやすくなっている点が特徴です。

エリア指定広告

エリア指定広告とは、店舗の近くにいるユーザーへのリーチを目的とした広告のことを指します。実際に来店した際のインセンティブや道順の表示、すぐに電話をかけられる機能など、様々なオプションを付けることができますので、店舗ビジネスを運営される企業様には、高い効果を期待できる手法となっています。

クーポン利用広告

クーポン利用広告は、リーチ対象のユーザーにクーポンを含んだ情報を広めて購入を促す広告を指します。既存顧客から新規顧客まで幅広い集客を見込むことができますし、クーポンの期限が自動でリマインドされる機能もあるため、高い集客率を期待できる手法となっています。

アプリインストール広告

アプリインストール広告は、スマートフォンアプリのインストールを促進する広告を指します。この広告にリンクを付けることでApp StoreやGoogle Play、Kindle Fireストアへユーザーを直接移動させることが可能です。また、アプリをインストールしていないユーザーにしか表示されないため、新規ユーザーを効率良く獲得することができる手法となっています。

Facebook広告出稿におけるお金の話

Facebook広告の出稿も当たり前ですが、お金がかかります。では、Facebook広告の課金体系や発生するコストはどのぐらいなのでしょうか?

◎主な課金対象

クリック課金(CPC)

クリック課金では、リスティング広告と同じようなカタチで、広告主のWebサイトやアプリに移動するための広告リンクがユーザーにクリックされるたびに支払いが発生します。しかし、注意頂きたいのはクリックしたユーザーが、本来獲得したいユーザーではない場合もあるということです。リスティング広告でも同じですが、ターゲティングを行った上でも無駄なコストは発生します。クリック数が上がったからと言って、CVが確実に増える訳ではないことを理解しながら取り組むようにしましょう。

インプレッション課金(CPM)

広告がユーザーのニュースフィードやタイムライン右側の広告枠に初めて表示されることで、インプレッション(表示回数)がカウントされます。このインプレッションを1,000回獲得することによって支払われるものがインプレッション課金です。

ある程度の表示がされないモノにはお金をかけたくないという企業様にはおススメの手法です。

最適化インプレッション課金(OCPM)

課金対象は、インプレッション課金と同様でインプレッションによって支払われます。インプレッション課金と異なる点は、広告主が希望するアクションを起こしてくれる可能性の高いユーザーに広告が表示されるように最適化できる点が特徴となっています。

◎目的別の課金対象

Facebook広告では、キャンペーンの目的に合わせた課金対象も用意されており、目的に合わせたコスト消費を行うこともできます。

ページのいいね!数

広告主のFacebookページにいいね!が付くごとに支払いが発生します。

10秒間の動画再生

動画が合計で10秒以上再生された場合に支払いが発生します。ご注意頂きたいのは、1回に10秒ではなく、合計で10秒以上ですので注意してください。

アプリインストール(CPI)

Facebook広告経由でアプリがインストールされる毎に課金が発生します。

エンゲージメント

Facebook内での投稿に対して、いいね!コメント・シェアなどのアクションが起こる毎に課金が発生します。

Facebook広告のメリット・デメリット

ここまでFacebook広告のユーザー層や特徴を紹介してきましたので、一旦、Facebook広告のメリット・デメリットをまとめて紹介していきます。

◎Facebook広告のメリット

・詳細なターゲティングにより、見てほしい人にだけ広告を配信できる

・少額からでも目的や用途に合わせた広告配信をできる

・課金方法も複数パターンから選択ができる

◎Facebook広告のデメリット

・細かな運用が必要になる

・あくまでFacebookユーザーへのアプローチとなる

まとめ

Facebook広告は、20代~60代までの幅広いユーザーが利用しているSNSであり、ターゲティングの細かな設定や広告配信方法の多様性もあり、課金方法も幅広くあります。

ただ漠然と広告出稿をするのではなく、ターゲットの選定やFacebookというチャネルの特性を理解した上で施策を行えば、効果の期待できる施策です。

この記事を参考にFacebook広告をトライしてみて下さい。

SEO対策のアカウントセールスとして、約500社のSEO対策・コンテンツSEOに携わる。新規事業立ち上げ、SEO事業責任者を経験後、株式会社トライハッチを創業。代表取締役社長として現任。