最近、Facebook広告の手段として、Messengerを活用して広告施策を行う企業が増えてきています。

Messengerアプリがスマートフォンにダウンロードされている方も少なくはないかと思います。

そんな、Messengerを活用した広告手法をご紹介します。

Messengerとは

Messengerとは、メッセージや無料通話機能を備えたFacebookが提供するメッセージツールです。

アプリとしてもダウンロードでき、Messenger内でファイルの送信等も可能です。

多くの方が、Facebookで繋がりがある、友人や知人、またはビジネス関係での利用者が多いと思われます。

利用者数は、2017年4月時点では、全世界で12億人を突破している、メッセージツールです。

Messenger誘導広告

Messengerを活用した広告手法は、大きく2つあり、そのうちの1つがMessenger誘導広告です。

広告配信はニュースフィード内で行い、クリックした後にMessengerへ誘導する広告施策となります。

Messenger誘導広告

参照元:Facebook business Facebook、Instagram、MessengerでのMessenger誘導広告の表示方法

特徴としては、Messengerを通じて、OnetoOneの広告施策を行える点です。

チャットボットツールを交えることで、シナリオ設計を行い、各ユーザーに合った対策が、Messenger内で対応可能となります。

そのため、Messenger誘導広告をチャットボットツールなどを交えながら行うことで、Messengerへ誘導するまでの広告分析が可能です。

また、チャットボットツールを使用し、どのシナリオからのユーザーがお問い合わせに繋がりやすいのか、分析することが可能です。

チャットボットツールはについてまとめた記事も別でご紹介しておりますので、お手すきな際にご確認ください。

Messenger誘導広告の設定方法

Messenger誘導広告の設定方法は、Facebookが公式に展開しているため、以下から確認して頂ければと思います。

参照元:Messenger誘導広告を設定するにはどうすればよいですか。

セグメント設定は通常配信と同様に、細かく設定が可能です。

広告のフォーマットは、カルーセル、画像、動画、スライドショー広告が対応可能です。

Messenger広告

Messenger広告は、2017年7月から世界的に公開された広告施策であり、Mesenger内に広告を掲載する施策です。

Messenger広告

広告からのリンク先は、MesengerとURLの指定が可能です。

Messenger広告

参照元:Messenger広告はどう表示されますか。

Messenger広告の設定方法

Messenger広告の設定方法は、Facebookが公式に展開しているため、以下から確認して頂ければと思います。

参照元:Facebook business Messenger誘導広告を設定するにはどうすればよいですか。

Messenger広告を利用するメリットとしては、広告からの流入手段をニュースフィード以外にも増やすことができます。

また、Messenger誘導広告と同様に、OnetoOneの広告施策が、Messenger内ですべて完結させることができ、ストレスをなくす要素もあるかもしれません。

まとめ

いかがでしたでしょうか。Messengerを活用した広告施策は増えてきており、それに伴って、チャットボットツールの提供会社も増えてきていると感じます。

Messengerを活用することで、従来のLPやTOPページに遷移させる広告施策と異なり、OnetoOneのマーケティング要素も踏まえた広告施策が行えるのではないでしょうか。

某IT企業に勤める一介のマーケッター。デジタル領域のマーケティングを中心に15年で300社以上のデジタルマーケティング支援に従事。2児の父。趣味はサウナとギター。