新Search Consoleにリンクレポートが追加!

2018年1月10日、Googleは公式ブログで、新しいSearch Consoleベータ版を提供すると発表しました。(参照:Googleウェブマスター向け公式ブログ

Googleからの検索キーワードやインデックス状況、ペナルティメッセージの受信を確認するツールとして、SEO対策においては、必要不可欠なツールであるSearch Consoleですが、今回は、新しく追加されたSearch Consoleのリンクレポート機能について、紹介していきます。

より精度の高いリンクレポートの確認が可能に

リンクレポート

Search Consoleのナビゲーションメニューから、「リンク」を選択することが出来るようになっています。

旧Search Consoleでは、被リンクと内部リンクが各々のレポートに分かれていましたが、新しいSearch Consoleでは、「リンク」として、1つのレポートにまとめられています。

また、レポートの精度も向上しており、以前に比べ、リンク数がより正確に出るようになっています。

データに関する注意事項は、Search Consoleヘルプでも詳細が記載されていますが、下記をご確認下さい。

データに関する注意事項:

  • サイト内のページは正規 URL を使用してグループ化されます。つまり、アンカータグと一部のパラメータが除外されてからグループ化されます。
  • 重複するリンクは統合されます。重複するリンクとは、すべてのパラメータが削除され、他の正規化が完了した後、同じソース URL から同じターゲット URL へと移動するリンクを指しています。リンクテキスト レポートにおける重複は、URL ではなくリンクテキストに基づきます
  • 表の行数は 1,000 行に制限されているため、大規模なサイトやリンク先が多いサイトではデータが切り捨てられることがあります。
  • リンクレポートでは「サイト」という用語が使用されていますが、データは実際にはルートドメインによってグループ化されます。プロトコル(http / https)、サブドメイン(m.、www)、サブディレクトリは取り除かれ、まとめてグループ化されます。したがって、以下はすべて example.com と見なされます。
    • example.com
    • m.example.com
    • example.com/pet_store/
    • https://example.com
    • http://example.com
  • グループ化されて表示される際に TLD は省略されません。そのため、以下は同一とは見なされません。
    • example.com
    • example.com.de
  • 外部サイトやリンクとは、現在のプロパティの外部にあるものすべてを指します。
  • このレポートと旧バージョンの Search Console のリンクレポートでは、データに多少の差異があります

(引用元:Search Consoleヘルプ リンクレポート

新しいリンクレポートの機能を利用する前に、1度目を通しておくといいでしょう。

また、リンクレポートは、TOPページ右上からダウンロードすることが出来ます。

リンク元サイトやアンカーテキスト、多くリンクされているページなどをダウンロードすることが出来ます。

まとめ

SEO対策を行う中で、Search Consoleを活用した運用が大切です。

その中でも不自然なリンクの確認や削除を行っている方には、リンクレポートが新しいSearch Consoleに追加されたことは、非常にメリットがあります。

Search Consoleを活用して、自社サイトの確認やSEO運用をより良いモノにしていきましょう。

某IT企業に勤める一介のマーケッター。デジタル領域のマーケティングを中心に15年で300社以上のデジタルマーケティング支援に従事。2児の父。趣味はサウナとギター。